人から頼まれたことを断る
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
どうすればいいのでしょうか !?
人から頼まれたことを “断る” ことが、いちばん怖いことだ。
だから、急な急ぎのお願いにも、理不尽な嫌な事にも笑顔で対応。
もう、とても忙しくて頼まれた事なんてこなせそうにもないのに、
「そこをなんとか」
と言われると、なんとかしてしまう。
それなのに、いくら頑張ってやっても、相手からすれば、それは “あたりまえ” 。
別に、たくさんのお金を払ってくれるわけでもなく、
「本当に、ありがとうございました。」
と感謝されるのが関の山。
それなら、頼まれごとなど、”断って” しまおう。
どうして、そうしたらいいのでしょうか !?
例えば、フリーの仕事をしている人が、いちばん断ることが怖いのは、”仕事” でしょ。
仕事があれば天国、無ければ地獄。
フリーの人の人生を左右するのは、あくまでも “仕事” が有るか無いかですね。
だから、依頼のあった仕事を断るなんて、とんでもない話になる。
急な急ぎの仕事や理不尽な仕事も、依頼を受けた以上、
断ったら、
もう二度と仕事の依頼がないんじゃないか。
相手の顔を潰してしまうんじゃないか。
傲慢だと思われるんじゃないか。
お金が入らなくなるんじゃないか。
・・・・・
と恐ろしいことばかりが、思い浮かんでくる。
でも逆に、依頼された仕事を全部受けてしまうというのは、実を言うとそれは、
「今がもうお金持ちで売れっ子なら、断っても平気だけど…、
自分はまだ、断るだけの地位も価値も無いから、
どんな仕事でもやります。」
ということだけど、
でも、
「”自分はすごい!!” ことにした」、
のなら、すごい自分には、断るだけの “地位も価値もある” ということになる。
つまり、
お金持ちで売れっ子だから、断ることが出来るのじゃなくて、
断るから、お金持ちで売れっ子になるのだ。
この理論は、ホントにホントに、
「なんか知らんけど」
そうなる。
どうやって、ありがとうを言えばいいのでしょうか !?
断って
損をするかと
心配だ、
が、断るから
こそ得る信頼
に、ありがとう
(^ ^)v
★意 義
〇ジャンル 頑張らない
〇目 的 頑張らないとはどういうこと?
〇重要度 大切
★参考文献
〇著 書 頑張っても報われない本当の理由
〇ページ 100
〇著 者 心屋仁之介
〇発刊元 PHP文庫
解 説
お金持ちで売れているから、断れるんじゃない、
断るからこそ、お金持ちな売れっ子になれるのだ。
仕事の依頼があっても、断って、断って、断って、思い切って半分ぐらいにしてみよう。
なんでも引き受けてばかりいては、それが当然のこととなり、その大切さを相手は気付いてくれない。
そうしたら断られた方は、当然のごとく引き受けてもらえると思っていたのに断られてしまっては、それに対する穴埋めを、どこかでしなくてはいけない。
そうなったときに、困った相手からは大切にされるのだ。
大切にされれば、当然仕事の単価もあがるのだ。
実際に、この “断る” を実践してみると、最初は確かに断ることには相当の勇気がいるものだ。
しかし覚悟を決めて断ってしまえば、依頼主も意外とあっさりした感じで
「あっそう。じゃあ、次よろしく」
となる。しかし、表面の挨拶とは違い、内心
「やばい」
と思っているはず。
だから、
「断って嫌われたらどうしよう」
などとビクビクしているのは、こっちの勝手な取り越し苦労だったりするのだ。
そしてこうなれば、相手は今よりは条件の良い仕事を持ってきてくれるし、その積み上げで、お金持ちな売れっ子になれるのだ。