ないないと心配になり、もっともっと欲しいと思ってしまったとき
Reimund BertramsによるPixabayからの画像
どうすればいいのでしょうか !?
必要なものは
『すでにある』
という発想に気づくことです。
どうして、そうしたらいいのでしょうか !?
自分が主催したセミナーを開催したとき、
なるべくたくさんの人に参加して貰おうと思い、参加しやすいように、
・赤字ギリギリの会費にしたり、
・オマケのプレゼントを付けたり、
・このセミナーなら成功間違いなしと宣伝したり、
と、いろんな特典を付けて人を集めようとしていませんか。
また、標準体重より10キロも20キロも太っているのに、
・まだまだ食べないと力が湧いて来ない
・体力が落ちてしまう
・腹が減ってはいい考えが浮かばない
・仕事だってうまくいかない
人間は食べることが大事だ!
と、能力を発揮するためだと、食べ過ぎていませんか。
つまり、ないないと心配になり、もっともっと欲しいと思ってしまいます。
しかし、セミナーに特典を付けることも、食べ過ぎてしまうことも、その目的のためには、本来は必要の無いことなのです。
何故か・・・
それは、セミナーに人が集まる要素も、食べなくても力が出せるエネルギーも、もうみんな自分に備わっているからなのです。
どうやって、ありがとうを言えばいいのでしょうか !?
ないないと
思う心配
既にある
自分の力
気付いて感謝
あぁ、ありがとう
(^ ^)v
★意 義
〇ジャンル 頑張らない
〇目 的 足るを知る
〇重要度 重要
★参考文献
〇著 書 頑張っても報われない本当の理由
〇ページ 26
〇著 者 心屋仁之介
〇発刊元 PHP文庫
解 説
セミナーにたくさんの特典を付けても、いざ始まると会場はガラガラ・・・
もっと会費を安くしなとダメかな?
もっとオマケを付けないとダメかな?
もっと宣伝しないとダメかな?
もっともっと頑張らないといけないのか、
まだまだ頑張りが足りないのか。
例えば、「断食道場」というところへ行ってみると、まあ苦しいそうです。
「腹減った・・・
飯くれ
血糖値が下がる
頭が痛い
苦しい
気持ち悪い
体が動かない
力がはいらない・・・」
と気持ちが悲鳴を上げるそうです。しかし、断食を目的としているところなので、ごはんは出てきません。
「もうダメ、ここで死ぬ・・・」
そうです、ないと心配になり、そして、欲しいと思ってしまいますが、
しかし、人はこれくらいでは死なないのです。
それは、人間のからだには、氷河期や飢饉や戦争などの食料のない時代を生き抜いてきた、DNAが備わったからです。
つまり、飢餓状態には慣れっこのはずなのです。ですから、いつ食べるものがなくなってもいいように、体にはちゃんと脂肪を蓄えているのです。
ですから、食べ物がないなら、既に蓄えた脂肪を使えばいいだけなのです。
そうです、1日2日ぐらい食べなくても、問題ないのです。
「腹減った、飯を食わせろ!」
と求めるのは、必要なもの(脂肪)が充分に蓄えられている「すでにある」のに、「ない」ことにして、もっとため込んで安心しようとしているだけなのです。
「食べることが好きだから」
「食べないとエネルギーがわかない」
というのは、食べて安心したいだけの『言い訳』なのです。
自分の体には必要なものが、
『すでにある』
「すでにある」んだから、余計な栄養はいらない、
「すでにある」んだから、食べなくてもいいのです。
必要なものは
『すでにある』
のです。