人に迷惑をかける
※がんばらないコツ 人に迷惑をかける と同じ内容
どうすればいいのでしょうか !?
迷惑をかけらたからこそ、喜んでくれる人がいるのだ。
自分の不得意なことは、迷惑と思われても、それが得意な人に頼んでみよう。
どうして、そうしたらいいのでしょうか !?
『人に迷惑をかけてはいけません。』
子どもの頃から親にそう言われて育ってきた。
だから、ひとりで悩み、仕事も人に頼まず抱え込み、困っていても「助けて」のひとことが言えない。
それは、 “迷惑” = “悪いこと” だと、すり込まれて来たからだ。
しかし、迷惑をかけることは、悪いことではない。
むしろ、人助けになるのだ。
たとえば、
計算が得意な人に、
「私、計算が苦手なの、
何回計算しても数字が合わないの、
お願い、一度計算してくれないかな。」
と頼まれれば、どれどれやってみようかな、という気持ちになるはず。
パソコンが得意な人に、
「こんなふうな計算をしたいのだけど、
ここまではなんとかなったんだけど、
ここから先がどうすればいいか、
ちょっと分からないの、
どうすればいいかな。」
と聞けば、口では、
「う~ん、ちょっと忙しいけれど・・・」
と文句を言いつつも、ちょっとウキウキしているはず。
自分の得意なことで、助けてもらいたいと頼まれれば、嫌な気がしません。そういう人のことは、嫌いじゃないはず。
つまり、迷惑をかけてくれるおかげで、自分が役立つ人になれるからです。
★意 義
〇ジャンル 頑張らない
〇目 的 頑張らないとはどういうこと?
〇重要度 大切
★参考文献
〇著 書 頑張っても報われない本当の理由
〇ページ 110
〇著 者 心屋仁之介
〇発刊元 PHP文庫
Wendy CorniquetによるPixabayからの画像
解 説
がんばる人は、がんばっていない人をみると、
“イラッ” とするものだ。
「なんであいつは、
何回教えてもわからないんだ。」
「なんであいつは、
あんなに簡単なとが出来ないんだ。」
「ほんとうに迷惑なやつだ!」
これは、自分が真面目に生きているから。
もし、自分が人に迷惑をかける人間だったら、人から迷惑をかけられたら、
「お互いさまだから、仕方ないか。」
と寛大になれるはずだ。
つまり、これこそが心から本当の
「ありがとう。」
を言える方法なのだ。
周りに対して寛大になれるのだから、心はいつも平穏でいられ、ストレスも溜まらなくなる。
人に甘えて、迷惑をかけて、助けてもらう。
ただ、人に迷惑をかけるということは、それこそ、それはそれでたいへん気の使うことである。
だから、そうなる為には、
『そういう人になる』という
“覚悟” を決める必要がある。
だからこそ、そこにたどり着けば、自分が抱え込んでいたことを人にやってもらうことが出来るのだから、生きるのがずっとラクになるのだ。